「潦」という字があります。
音読みで「らう」、訓読みで「にわたづみ」。
その意とするところは「雨が降り、地上にたまり、そして流れる」という、万葉のむかしから使われた言葉です。
私たちは、自然に聞き、自然に学び、自然に帰る、という造園の基本を、「潦(らう)」の文字に求め、社名にしました。
「自然回帰」は、極めて今日的なテーマです。
私たちは造園という仕事を通して、その真髄に少しでも近づけるうよう、真ごころをもって日々取り組んでまいります。
私たちの仕事は技術の継承なくして成り立たちません。
今という時代の中、職人のこだわりというものはうすれてきているように感じます。
先代からの技術の継承は私たちがなくしてはならないものと信じ、
ひとつひとつの仕事にこだわりを持ち、造園の本質を追い求めます。
私たちの仕事のフィールドは常に変化し、その時々のニーズも同じように変化しています。
お客様の意向を聞くだけでなく、お客様の想像をこえるご提案を目指します。
そのためにも、私たちは現状維持ではなく、常に創造し新しいものを取り入れ
らう造景のカタチをご提案いたします。