Fugakoi冬囲い作業
新潟の冬は厳しい季節です。雪が積もり強風が吹き庭木にも辛い季節です。
積雪による枝折れ・寒風による葉の痛み等、冬囲いで庭木を守りましょう。
雪吊り
仕立てた樹木等を竹・長木を立て縄で吊ります。竹・長木は樹高の約1.5倍程度で縄は荒縄を使用します。雪吊りの一番上は石畳で編み樹木の回りを均等に縄を配置します。
縄の配置・開きが雪吊りを美しく見せる決め手です。
石畳の編み方
練習に8本出しの頭を作ってみましょう。
縄4本を折り返し4つの輪っかを作ります。
縄の長さの1.2倍程度を見込みます。
輪っかを束ね長さ20~30cm程度の所を2回巻の男結びで縛ります。
輪っかを準に編んでいきます。 最後は1番最初の下へ入れ引き出します。
輪っかを少しずつ引き形を整えながら締込みます。
完成です!!竹・長木の上に乗せて縄で固定します。
わらぼっちの編み方
わらぼっちは、稲作が終った田んぼにワラを束ね、重ねた冬景色を庭に引用したものです。
とても風情がある添景物です。
ワラを選り長さ・量を調節して整えます。
量は両手で軽く掴む程度です。
縄の長さの1.2倍程度を見込みます。
選ったワラの半分より少し上で男結びで束ねます。 束ねる時は、あまり強く締めないようにしましょう。
穂先を上にして左手と右手でワラを持ちます。 そして左手を上から交差させ右手のワラを抑え込みます。 さらに準に右回転で右手で次のワラを摘みます(右利き)。
編込むワラの量は最初は指先で一つかみ、 だんだん少なくしていき最後は1,2本で編み終わります。 編んでいる最中は左手の親指で編み口をしっかり押さえます。 手が痛くなりますが『がまん』です。
最後は3本残して石畳で編込みます。 力を入れ過ぎるとワラが切れるので注意しましょう。
完成です!!裾を切り揃え、ぼさぼさを整えましょう。